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ジンから70年代スタイルのレーシングストップウォッチ「R500」が登場

ジンはブルヘッド型のクロノグラフ「R500」を300本限定で2021年1月より発売開始する。1970年代のデザインへ回帰したスタイルには、懐かしさを覚える人も少なくないだろう。

現代に復活をとげたブルヘッドクロノグラフ


ジン「R500」
自動巻き(Cal.ETA7750)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約46時間。Ti(直径42mm、12時側の厚さ16mm、6時側の厚さ13mm)。20気圧防水。限定300本。70万円(税別)。2021年1月発売予定。
 1970年代、自動巻きクロノグラフ黎明期に流行したブルヘッド型のクロノグラフ。12時位置のリュウズと11時・1時位置のプッシュボタンの配置が牛の頭のように見えることからそう呼ばれている個性的なデザインだ。ジンも同年代にこの「ブルヘッド型」を製造していた歴史があり、50年以上の時を経てこのスタイルが現代によみがえった。300本が限定で販売される「R500」である。



今作のテーマはレーシングストップウォッチであり、モータースポーツを想起させるデザインに仕上げられている。グレード5の高強度チタンが用いられたケースは、ドライバーが装着時に表示を確認しやすいように12時方向から6時方向へ傾斜しているのが特徴。また、着用者に向かって角度が付けられているため、装着時でもプッシュボタンを操作しやすいというメリットもある。



ムーブメントは信頼性の高い自動巻きクロノグラフであるETA7750を採用しているが、ブルヘッド型であるためバランスの良い「横3つ目」配置だ。実用に貢献するデイト表示に加え、12時位置にはパワーリザーブインジケーターを備えている。また、時・分針とインデックスに蓄光塗料を塗布しているおかげで、夜間のドライブでも視認性を損ねることはない。

 速度を計測するためにインナーベゼルに配されたタキメーターに加え、赤いステッチとエンボス加工を施したレザーストラップからは、レーシングカーのメーターやシートのデザインをオマージュしていることが分かる。


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